ネイエで見つけた
設計の本質と家づくりの魅力。

永山 | 設計 | 2011年新卒入社

設計とマネージャーとしてのやりがい

大学の教授がきっかけでネイエを知り、若手の設計士でもチャレンジできる環境が魅力的だと感じ、入社を決めました。入社当初は補助業務が中心でしたが、早い段階から自分でプランを描き、先輩と一緒に話し合いながら経験を積むことができました。2年目からは、独りでお客さまと直接やり取りをしながら設計を進める中で、責任感や自信がつきました。その後、設計リーダーを経て、現在はマネージャーとして全体の管理業務にも携わっています。

設計の経験が長いからこそ、スタッフが「できない」と感じる問題に対して、具体的なアドバイスをしながら寄り添い、解決へと導けることにやりがいを感じています。またスタッフひとりひとりが成長を実感できる環境をつくり、より良い住まいをお客さまへ提供できる組織に成長していけるよう努めています。同じように家づくりに情熱を持つ仲間たちと一緒に働けることが、とても嬉しいです。

設計での経験と学び

印象に残る設計のひとつは、石川県で建てた家です。雪が多く、日照条件が異なる地域。お施主さまの北欧好きという趣味を反映させつつ「中庭があって窓にカーテンがいらない生活をしたい」というご要望に応える設計を行いました。南側にはすでに家が建っていたため、西側からの光を取り入れる初めての試みでした。夏場の日差しを和らげるために、雑木を置いたりL字型の建物で西日を遮る工夫を施したり、その結果、木漏れ日が差し込む美しい空間が完成しました。

竣工して1週間後ご訪問する機会があったのですが、中庭に面したダイニングでみんなで食事をする光景を見て「設計してよかった」と心から思いました。この経験はその土地や気候、暮らし方に応じた設計の大切さを実感し、設計力を大きく成長させたと感じています。

設計力が深まる環境

私がこの会社で長く働き続けている一番の理由は、ネイエの設計や家づくりが本当に好きだからです。より多くの建築に触れたい想いがあり、これまで複数の支店を担当しました。それぞれ特長が異なるモデルハウスを体験できたことは貴重な機会だったと思います。
建物は一度見ただけでは終わらず、時間の経過とともに空間がどう変化していくのか、季節ごとの光の感じ方、素材の表情が変わる様子など、実際に暮らしてみないと見えてこないものが多くあります。
ネイエの家には、そうした「暮らしの変化に寄り添う」設計の奥深さが詰まっています。実際に体感することで、設計がもたらす豊かさをより深く理解できるようになりました。こうした学びと経験を通じて、設計に向き合い成長できる環境が、この会社の大きな魅力だと思います。

他のインタビュー